レコーディングの流れや進め方について
2回目の記事です。
書きたいことはたくさんあるんですが、どこから書こうか悩んでしまいますね。
最初のうちは、スタジオ利用を考えてくれる方向けの発信でいこうかなと思っています。
思ったまま書くと身内ネタばかりになりそうなので……。
ただ、ちょこちょこそういう内容も出すので、大目に見てもらえたら嬉しいです。
今日は、普段うちでどんなレコーディングをしているのか、どういったケースがあるのかをお話ししたいと思います。
僕がバンドマン出身ということもあり、基本はバンド編成のレコーディングが多いです。肌感でいうと7(バンド):3(その他)くらいでしょうか。元々はバンドのレコーディングがメインだったのですが、数年前からトラックメーカーが作った曲のお仕事も増えてきました。
バンドレコーディングの場合、基本すべての楽器をうちで録るケースが多いですが、一部のパートだけうちでレコーディングして、残りはご自身で録るというパターンもあります。ここら辺は予算や進め方にもよる部分です。
どう録っていくかはバンドのジャンルや希望にもよります。ギター、ベースはアンプ持ち込みの場合であればマイクを立てて録ります。ラインでシミュレーターを使用するケースもあります。ドラム録りの際は、チューニングやセッティングをしてくれるドラムテックにも必ず同席してもらっています。草さん、わつばという2人の友人と提携していてサポートしてくれています。彼らはドラムだけじゃなく、僕のスタジオや音楽人生にも大きく関わってくれた盟友です。この2人については、また今度紹介したいと思っています。
さて、今度はレコーディングの流れについてです。
複数曲をまとめて録るケースが多いので、その想定でいきます。
大まかな流れとしては、
ドラム → 編集作業 → ギター or ベース → 編集作業 → ボーカル → 編集作業 → ミックス→マスタリング
という形です。
ドラム録りに関しては、セッティングだけで3時間程度必要になります。曲数が少ないと実際の演奏時間よりセッティングの方が長くなってしまうので、ある程度の曲数(4〜5曲以上)をまとめて録ることをおすすめしています。1曲ごとにセッティングやチューニング、ドラムセットまで変えて、その曲に合う形を模索するのが理想かもしれません。ただ、ここまでやるとなると予算も時間もかなり必要になります。そういう形でやりたい方は、ぜひご相談ください。もちろん大歓迎です(笑)。
曲はあるけど、予算の関係で曲数を絞っている場合は、ドラムだけ先に録っておけば、次回以降は予算を抑えて制作を進めることができます。ただし、アレンジがまだ固まっていない曲を無理に録ってしまうと、結局使わなくなることもあるので、その辺は避けた方が無難かなと思います。
複数曲を並行して進めるのではなく、1曲ずつ(1日1曲)仕上げるパターンもあります。
個人的には、この進め方はすごく好きです。
理由は、その日にメンバー全員が集まって、曲の全体像まで一緒に見えるからです。
複数曲をパート単位で録っていく方が効率はいいですが、レコーディングはメインコンポーザー+各パートの演奏者となり、メンバー全員が揃わないことが多くなります。また、1曲の全体像が見えるまでにも時間がかかります。1日1曲の場合は、その日のうちに完成形をみんなで共有できます。
リハスタで新曲を合わせて、「これ最高に楽しいな」「俺らのバンド最高にかっこいいな」って思う瞬間ってよくありますよね?あの感覚に近いと思っています。
一通り出来上がれば、どんなに疲れて眠くても、みんな生き返ったように元気になります(笑)。
本来こっちがレコーディングのあるべき姿だよなーなんて思ったりもします。
もちろん、複数曲録る場合でも、何日もスタジオにメンバー全員でこもって作り上げていけば同じような体験はできます。でも、なかなかその時間を確保するのは難しいですよね。
宅録で色々なことができるようになった時代だからこそ、あえてスタジオに来てレコーディングをするなら、メンバーみんなで一緒に音楽を作り上げる楽しさも味わってもらえたら最高です。
各パートの録りでは全員からジャッジが入るので、人によっては苦痛かもしれません(笑)。
でも、そこでいろんな意見を出し合って曲の理想像に近づけていく時間も、すごく意味のあるものです。コスト的にはどうしても割高になってしまうのが難点です・・・。
その時によって進め方は様々なので、一つの参考として考えていただければと思います。
レコーディングって、自分の演奏に自信がなかったり、経験がなかったりすると、最初は心理的なハードルが高いと思います。僕もそうでした。
僕としては、「どんな曲でも、どんな演奏でも、とりあえず録れますよ!誰でもどうぞ!」というスタンスではありません。一緒に制作する以上、いいものを作るために必要だと思ったことはちゃんと伝える。演奏面で気になることがあれば、厳しいかもしれませんが、ちゃんとお伝えします。厳しいかもしれませんが伝えるのも役目なのかなと思っています。できるまで延々と待ち続けることもできますが、費用ばかり膨らんでいってしまうのは避けたいと思っています。
こういったコミュニケーションが求められる以上、人としての相性も大事になってきます。
このブログを始めたのも、そういう部分を少しでも知ってもらえたらと思ったからです。
とはいえ、文章だけでは伝わらない部分もあると思います。
僕と一緒に制作できそうか判断するためにも、新しく検討して下さる方は一度スタジオ見学でお話しに来てみて下さい。
今回はこのあたりで終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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